根本聡土地家屋調査士事務所

境界標設置の重要性を知っていただくために

 土地は、買ったり、相続したり、また贈与されたりして、自分のものになります。多くの人は、土地の権利証を手にするまでは、何かと気配りをされますが、その後の管理についてはあまり気をつけられていないようです。権利証があるから、図面があるから、登記をしているから安心と思い込みがちではないでしょうか。土地の管理には、まず境界がはっきりしていることが必要です。
 あなたの土地には、境界をはっきりと示す標識(しるし)がありますか?
 自分の土地は自分で管理することが原則ですが、たとえば境界を示す杭がなかったり、せっかくあった杭を動かしてしまったりして、どこからどこまでが自分のものかばっきりしていなかったら、管理するどこるか、土地を自由に使うこともできません。場合によっては境界をめぐるいさかいの原因ともなりかねません。
 まずは、ご自分の土地をに、杭などの境界を示す標識(しるし)があるかどうか、それが簡単には動かないようになっているか確認しでみてください。


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